(※2023/10/27更新)
1.イントロダクション
デッキに何枚でも入れていいカードって何枚入れればいいの?(泣)
本来の『ヴァイスシュヴァルツ』や『ヴァイスシュヴァルツブラウ』では同名カードは4枚までしか入りませんが、効果に下記のような記述のあるカードも存在します。
[永続]「このカードと同じカード名のカードは、デッキに好きな枚数入れることができる。」
本家『ヴァイスシュヴァルツ』ではこのような効果を持つカードは何種類か出ていましたが、『ヴァイスシュヴァルツブラウ』でもこの効果を持つカードがヒプノシスマイクから出ました。
このような効果を持つカードは複数枚いることで効果を発揮することが多いため、デッキに何枚入れるか悩む方も多いと思います。
この問題は構築が環境に左右される関係上、正解の枚数はないと思われますが、この記事が参考になれば幸いです。
2.引ける確率表
複数枚入るカードを3枚以上引ける確率を表にしてみました!
表1と表2の詳細は下記になります。
表1
・複数枚入るカードが「初手5枚+マリガン枚数」で3枚以上引ける確率
・青➡デッキに入れた枚数(枚)
・緑➡マリガンで引き直した枚数(枚)
・単位(%)
表1 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
0 | 4.8 | 6.4 | 8.2 | 10.3 | 12.6 | 15.2 | 18.0 | 20.9 | 24.1 | 27.5 | 31.0 |
1 | 8.6 | 11.1 | 14.1 | 17.3 | 20.8 | 24.5 | 28.5 | 32.6 | 36.9 | 41.2 | 45.6 |
2 | 13.3 | 17.0 | 21.0 | 25.4 | 30.0 | 34.8 | 39.6 | 44.6 | 49.5 | 54.3 | 59.0 |
3 | 18.8 | 23.6 | 28.7 | 34.1 | 39.6 | 45.1 | 50.5 | 55.8 | 60.9 | 65.8 | 70.3 |
4 | 24.9 | 30.8 | 36.8 | 42.9 | 49.0 | 54.9 | 50.5 | 65.9 | 70.8 | 75.3 | 79.3 |
5 | 31.4 | 38.2 | 36.8 | 51.5 | 57.9 | 63.8 | 69.3 | 74.3 | 78.8 | 82.7 | 86.1 |
表2
・複数枚入るカードが「初手5枚+マリガン枚数+ドロー1+クロック2ドロー」で3枚以上引ける確率
・青➡デッキに入れた枚数(枚)
・緑➡マリガンで引き直した枚数(枚)
・単位(%)
表2 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
0 | 18.8 | 23.6 | 28.7 | 34.1 | 39.6 | 45.1 | 50.5 | 55.8 | 60.9 | 65.8 | 70.3 |
1 | 24.9 | 30.8 | 36.8 | 42.9 | 49.0 | 54.9 | 50.5 | 65.9 | 70.8 | 75.3 | 79.3 |
2 | 31.4 | 38.2 | 36.8 | 51.5 | 57.9 | 63.8 | 69.3 | 74.3 | 78.8 | 82.7 | 86.1 |
3 | 38.2 | 45.6 | 52.8 | 59.6 | 65.9 | 71.7 | 76.8 | 81.2 | 85.1 | 88.3 | 91.0 |
4 | 44.9 | 52.8 | 60.2 | 66.9 | 73.0 | 78.3 | 82.8 | 86.6 | 89.8 | 92.3 | 94.3 |
5 | 51.5 | 59.6 | 66.9 | 73.4 | 79.0 | 83.7 | 87.6 | 90.7 | 93.2 | 95.1 | 96.6 |
3.個人的見解
個人的な見解になりますが、引ける確率としては50%以上は欲しいと考えます。
また、表2の方を参考として、マリガンは3~4枚と考えると12枚以上がよいのではないかと思います。
デッキに11枚入れた場合は、マリガン3枚で45.6%と50%を割ってしまいます。
12枚入れるとマリガン3枚で52.8%ですので、50%以上の確率は保てます。
しかし、他に初手にキープしておきたいカードがなく、マリガンの枚数を4~5枚で考える場合は10枚でも十分に引けるでしょう。
デッキの構築を考える際に、まず12枚と仮定すると構築を考えやすいです。
構築上、削れる枠があった場合は12枚から更に足して安定性を上げていくという考え方で組んでみることをオススメします。
4.その他デッキレシピ紹介(おまけ)